あけましておめでとうございます。
2015年はアベノミクスの成果が試される年になります。日本の経済はどんな事になるでしょうか?
早速ですが、元旦の日経のことについて書いてみたいと思います。
日経を購読されている方も多いかと思いますが、2015年の元旦は第4部までありました。
各部は通常のニュースからそれぞれのテーマに沿った記事が並んでいましたが、気になったのは第4部です。
画像を載せてみましたが、皆さん気になることはありましたでしょうか?
私の気になったというところですが、この赤ワクで囲った部分です。【全面広告】となっていますよね?
雑誌等でもよく見かけますがいわゆるタイアップと呼ばれるものでしょうか?
第四部は全てこの【全面広告】の文字が入っています。
内情はよくわかりませんが、広告料をもらって掲載している宣伝だと思われます。
内容に関して日経の編集部は関与していないと思われますが、それでも記事の体裁をなしているのはどうなのでしょうか?
それとこの2015年1月1日から相続税をはじめとしての税制改革がはじまります。
消費税率の10%への変更は延期されましたが、基本的にこれからは増税基調となります。
景気が良くなればそれも問題にはならないと思いますが
「これから景気が良くなるのだから先に増税しても良いよね?」
といった物言いには賛成できません。
年金に関しても今年はマクロ経済スライドの適用を初めてすると言っています。
ざっくり言って毎年の物価上昇が0%(つまり、物価の上昇がなかったとしても)だったとしても、0.9%ずつ給付額が減少していきます。
本当にざっくりした計算ですが、今現在100万円の給付額があったとしたら20年後には約80万円の給付額になります。
とる方はしっかり取り、給付は絞るこの傾向は益々強くなっていくと考えられます。
年金の話にしても、知っていてちゃんと対策ができるのと、知らずに何もしないのでは影響の受け方もかなり違いが出てきます。
皆さんはお正月ゆっくりされていると思いますが、このように私たちを取り巻く環境は日々変わり続けています。
ゆっくり時間があるこの時にじっくり考えてみてはいかがでしょうか?
それでは本日はこの辺で。